これは何なのか、ということを説明する前に、これを作るきっかけを説明 します。「ざつぶん」のコーナーで奈良美智展に行ってきたことを書きました。 そこで、ギャラリーからどよめきが起こるほどのお土産を買ったのです。その 中で、私と弟用にポスター5枚セット(専用ケース入り)を買ったのです。
結局、実家に帰ってみるまで開封しなかったのですが、弟に「これって・・・ 確かに1枚1枚のポスターだけど、5枚並ぶようにデザインしてあるんじゃない?」 と言われました。そうです。そうなのです。確かに1枚1枚はポスターとして通 用するのですが、5枚並べないと、この展覧会の合言葉である「I Don't mind, If you forget me」という言葉が現れないのです。
このポスターはさすがに5枚も合わせると、大きすぎてお部屋に張ることは 到底不可能でした。私も弟も色々とポスターの張り方を考えていたのでありま す。そこで、私が思いついたのが、「屏風」のようにしてみてはどうか、とい うことでした。他にも家の余っているスペースをフルに使う、家の外壁に張る など色々なアイディアがありましたが、やはり「屏風」作戦を実行してみよう と思ったのであります。
とりあえず、完成品を見ていただきましょう。以下の写真をご覧下さい。
これが、完全に閉じた状態です。横から写真を取りました。これだけ見て みると、単に蝶番の付いた、5枚の板があるだけですね。ただ、6枚ではなく5 枚であるため、折りたたんだ時、どちらかの面にはポスターが見えるようになっ ています。

少し広げた状態です。「屏風」と名乗るのならばもうちょっと広げる必要 があるでしょうが。ただ、あまり広げすぎると、逆にどのような作りになって いるのかわかりにくいのでは、と思い、あえて蝶番がよく見えるようにしてあ ります。

これが全開に広げた状態です。はっきりいって、普通の1人暮らしの部屋だと 窓から玄関くらいまでの長さがあるでしょうか。どれだけ大きいのか、という のはなにげに落ちているパソコン雑誌の大きさと比較して想像してください。
デジカメにも収まりきらなかったので、2枚の写真を無理矢理くっつけて、全 体図が見えるようにしてみました。
元の2枚の写真は、では作り方を説明・・・するほどのものではないですが、一応書くことに します。(単純作業ですので比較的簡単です。)
簡単でしょ?(笑)私が買ったコルク板は、元々フレームが付いていたの で、そのまま使用しました。単純に普通のコルク板であれば、蝶番が外れる確 立が高くなるのでワクを用意する必要があると思います。また、過般性等を考 えなければコルクでなくてもかまいません。木材でも十分だと思いますし、発 泡スチロール(!)でも可能だと思います。材料はともかく、押しピンを止め られるだけの厚みが必要です。今回は、軽くて、他の目的にも使える(裏は使 わないので、別のポスターを張ることもできる。)コルク板を利用しました。 1枚約1000円ほどでした。ポルトガル製。
板を用意したら、その厚みに合わせて蝶番を用意しましょう。あまり大き すぎるとハミ出してしまい、キレイに収納できなくなります。気にならなけれ ば、別にサイズは問いません。むしろ、板と板をつなげるのにいくつ使うか、 ということを考えましょう。今回、私は、2枚の板を繋ぐのに3つの蝶番を使 いました。位置は、板の中心の所に1つつけるのはまずアタリマエとして、残 りの2つをどのくらいの位置に配置するかが問題でしょう。最初は高さの1/4 上、下に取り付けようと思っていたのですが、そのくらいの位置にすると上下 の空きが気になるので、高さ1/6のあたりに取り付けました。ご参考までに。 板が重ければもうちょっと蝶番が必要だと思いますし、発泡スチロールならば、 色つきのゴムテープでいいと思います。
さて、材料、やり方が決まれば後は単純作業です。板と板を蝶番で止めて いくだけです。この時、蝶番の向きに気をつけましょう。必ず、蝶番を当て、 開いた時のイメージを頭で展開しながら止めるようにしましょう。1度失敗す ると、同じ位置に止めると強度が落ちるし、違う位置に止めると全体的なバラ ンスが悪くなるので、最初の向きを決めるのだけは慎重に。位置を決めたら、 キリで軽く穴を開け、ネジをドライバーで押し込んでいけばオッケーです。
申し訳ないですが、説明は全部言葉になってしまいました。これは夜中に ハイになった時に一気に作ってしまったため、製作過程の写真を一切撮らなかっ たためです。m○m
私が今回作った、名づけて「ナラビョーブ」(奈良さんのポスターを貼る ために作ったからそういう名前。別に、お好きなように呼んでください(笑)) は、他の用途に使えることも考えてあります。例えば、これを使って、ブース を作って、裏面にはポスターがないので、メモなどを貼り付けることもできま す。(ただし職場では絶対に認めてもらえないと思いますが(笑))また、自 分で絵画を書いている方で、色々な人に自分の絵を見てもらいたい!、と言う 時には、待ちにこれを持ち出して置いておくのもいいかもしれません。(カン バスをそのまま置けばいいじゃないか、という意見は却下(笑))
これが誰かの役に立てばうれしいです。