このページは、私の聴いたCDの感想、曲紹介等が詰っています。最初はCDだけだったのだけど、曲も行きます。このごろは。お金が余っている時は、ここで紹介したCDを買ってみるのもいいかもしれません。
これは先日N響アワーでやっていた、N響の委嘱作品です。こんなん、よく放送するよなぁ〜、と思いつつ唇の端があがってしまいます。和田勉と並ぶダジャレ王池辺先生も長いつきあいなんですって。そういえば、タン・ドゥンは前も日本で何かやっていましたね。
ストーリーは3人の亡き女性、揚貴妃、ジュリエット、お春の三人の体を再生するかどうか審判するため、それぞれ自分がいかに不幸な目にあったかを告白し、その不幸を許され3人が門より再生する、という話。わかりやすくてよかった。
編成は通常の管楽器を中央後方に配置。左サイドに朗読、ビオラ、タイプライター(速記官をイメージしていると思われる。そのため曲中ひたすらなりつづけている)、水。右サイドに指揮、チェロ、ベース、あと、何と客席の開きの所にバイオリンを配置。このへんにどのくらい考慮があるかはわからない。
注目すべきは、指揮者前、水前、舞台左袖のビデオカメラを利用した画像 が舞台中央のスクリーンに写し出されている所。また、デュトワさんに審判と いう役割が振ってあること。単に、各ヒロインに対して「お前はどのような人 生をたどってきたのか 〜云々〜」と言うのだが、それを言い終り審判に入る 時に、手を振り上げた瞬間、ストップモーションでテュトワさんの姿がスクリー ンに写し出されるのが印象的だった。あとは「水」です。各ヒロインの音楽に 入る前に、水(三逗の河?)をすくう所はすごく感じちゃいます。(ぉ)
曲の感じは、高音弦楽器はポルタメント使いまくり、低音弦楽器は楽器たたきまくり、って感じです。管楽器はけっこう普通にメロディーがあったような記憶がします。あとは、ずーっとタイプライターが鳴っているのが印象的。
知る人ぞ知るグレツキの<悲歌のシンフォニー>である。現代曲といえばグ シャグシャでバキバキと思っている人にはぜひ聴かせてみたい。
で、どんな曲かというと、弦楽器の美しい響きの中、ソプラノが1楽章では 修道院の哀歌の祈りの言葉、2楽章ではナチスの秘密警察の独房に刻まれた祈 り、3楽章ではポーランド民謡の祈りの部分を淡々と歌いあげるというもの。 そう、あまりにも悲しい曲なのである。
さておき、感想としてはこれといってイイ所があるワケでもなかったが、こ のような新しい管弦楽曲が1000円でかつ、通常の流通ルートに乗っているとい うのは評価できるのではないだろうか。
私はシンフォニアが聴きたいがためにこのCDを買いました。(^^;) というわ けで解説。この曲は、1968年、ニューヨークフィル125周年記念の委嘱によっ て書かれました。で、どんな曲かというと、色々な曲が引用されているんです。
まず、マーラーの交響曲2番<復活>のスケルッツオをベースにして、バッ ハからストラビンスキーまで様々な作曲家の作品が引用されているのです。ま た、後にはスキャット部隊(スゥイングルス・シンガースを想定して書かれて います。)が様々な詩を歌いまくってます。
で、最初はこの曲をヘッドホンで自転車を飛ばしながら聴きました。最初は 調子よかったのですが、あまりに強力な引用に思わず吹き出してしまいました。 (はたで見ている人は何事かと思ったでしょうが^^;) はっきり言って面白いで す。ちなみに私は4曲しか引用されている曲が分りませんでした。