葉加瀬太郎のコンサートに行ったよ(2000/12/19)

というわけで、コンサートに行ってきました。前フリとして、男女二人 で行きました。(特に深い仲というわけではない。相手が車を持っていたから という理由(笑))何故か車を女性が運転していますが(苦笑)男性が免許を持っ てないという理由で(苦笑)免許取ったら?教習所はどこがいいかなぁ?などぼ ちぼち話をして会場到着。混雑を予想して開場の30分前に到着してしまった (笑)。しかたないので近くの喫茶店へ。「うちの街もこのごろ不景気でねぇ」 などと話してる内に開場時間になったのでホールに向かう。開場に入ってから、 以前行ったことのあるホールということに気がつく。なんだか目の前がボヤけ ている。かなりスモークを焚いているようだ。(それを確信したのは、コンサー トが始まってから)とりあえず持ってきた本などで時間をつぶす。相手が席を 立った時にどんな楽器を使っているか確認。ギターにまじって謎の楽器がある。 シタールかな?(コンサートが始まってからわかりましたが、シタールでした) 他は以前テレビでちらっと見たのとそれほど変化なし。というわけで、着席し て開演を待つ。長いな。ここまでが前フリ。

コンサート開始。メンバーが出てくるなり拍手が。なんとなくこのへん がクラシックっぽい。音楽ジャンルとしてはクラシックから大きく外れている と思うのだが、やはりみんなあんまり知らないものと思われる。(ちなみに筆 者はKRYZLER&KOMPANY(葉加瀬太郎、G-Clef(榊原さん(大ちゃん)、柏木さん)、 のファンであり、メンバー4人の内3人は前々から知っていたので、ある程度ど んな曲が演奏されるのか、見当がついているのである) 1曲目。知らない曲。 しかし開場を包んでいる空気は良質なものへと変ってゆくのがわかる。1曲終っ てからメンバー紹介、とMC。葉加瀬太郎、面白すぎ(笑)。さすがに関西弁は披 露しなかったが。この時曲の紹介をしていたが思いだせない。すまん。

その後2曲続けて披露。2曲目は情熱大陸のエンディングテーマ(CMでも使 われていたような…)の「エチュピリカ」。以前友人に「葉加瀬太郎ってバイ オリン下手じゃない?」と言われたことを思い出したが、実際真近で見ると、 とてもうまい。やっぱあの経歴は伊達じゃないな、と思うが、やはりオーケス トラには合わないよなぁ、と思う。また、その後MC。とりあえず曲の解説「私 の代表曲を3曲目でやっていいのか」「スマップで例えるならコンサートの最 初に「らいおんハート」を歌ってしまったようなもの」などというトークで会 場を湧かせる。「でもちゃんと盛り上げるナンバー用意しいるからね〜」と言 う言葉の後に曲が始まる。3曲続けて演奏。だんだんと音楽が溶けていって、 会場にしみわたっていくのがわかる。けっこう激しいナンバー。一曲はビート ルズのカバー(本人曰く隠れた名曲とのこと)。その後MCで曲解説。次の曲で一 部終了ということを次げ、「次の曲は終りだ、と思う所が何箇所かありますか ら、こうしたら曲が終り、という合図をつくりましょう」また会場を湧かす。 というわけで前半最後の曲はバルトーク「ルーマニア民族舞曲」。確かに組曲 だから間違えやすいよなぁ、と思う。ピアノ用の曲とのことだがアレンジも秀 逸。これで前半終了。

で、クラシックではないが、15分間の休憩。前半だけでしっかり会場の 人々の心をつかんだようで、CD、パンフレット売り場は人でごったがえしてい た。MCに宣伝っぽくしゃべっていたのもあるかも(笑)。けっこうCDが売れてい るのには驚き。私はパンフレットだけ購入。1500円。けっこう高いが、まあい い紙使ってるからしかたないよね…、という自己暗示をかけておく。しかし結 構デキのいいものだったので、いい物を手に入れたな、という気にはなるが、 なんとかして500〜1000円台に押えられないものかと思った。私が買った後残 り3部程度だったのでかなり買いそこねた人もいるだろう。そのくらいみんな の心を掴んでいたようだ。

休憩時間の間、耳をすましているとどうもチェロとは思えない低音が。 まさかベース?という予測をしていたが、見事命中。後半はアルゼンチンタン ゴを堪能。まず1曲目。曲名忘れた(メモ取ってないのでうやむやな記憶で書い ているのです。ごめんよ…)。MCで「アルゼンチンタンゴを堪能してもらいま すよ」ということで3曲続けて聴く。1曲目は忘れた。2曲目は「ジェラシー」 なる曲。聴いたことありました。タンゴではスタンダードナンバーということ。 知らんかった。3曲目はヨー・ヨー・マの演奏しているCMでおなじみの「リブ ルタンゴ」。他のタンゴをこの曲の前に聴かされているので、ピアソラの曲が いかに普通の曲と異なるか、というのがよくわかる。ついつい3・3・2のリズ ムに合わせて足が動いてしまう。

その後、MC。後半になって出てきたバンドネオンとバイオリン部隊(4名) とベース(コントラバスです。念のため)の紹介。生のバンドネオンは初めて見 ました。けっこう大きな音が出るものだな、と思う。ベースに拍手(個人的に)。 かなりグイグイといい音を出していた。しかし、ベースがいるとチェロが低音 的アプローチをしなくてもよくなるはずなのだが、ベースのユニゾンが多く、 あまりメロディアスでなかったのが残念。その後はクラシックナンバーを3曲 続けて。ファリャ「スペイン」、サラサーテ「チゴイネルワイゼン」、作曲者 不明、チャールダッシュ形式の曲。最後の曲は柏木さんがお得意の持ち上げチェ ロ演奏を見せ、拍手喝采。その拍手がいつのまにかリズムに乗り会場はヒート アップ(しかしそれでも客席の人間はみな座っているのが面白い)、各人がソロ 回し、最後のソロ楽器のピアノがガンガンマキを入れてテンポアップ。アップ テンポの拍手に乗せて葉加瀬太郎のメロディが炸裂し、曲が終了。その後メン バー紹介の後退場。

本人が「アンコール(で呼び出されることを)期待してますよ」と言って いたこともあってか、アンコールを求める拍手が鳴り止まない。かなり長い時 間手をたたいていたような気がする。これがアーティストとの一体感というも のか?かなりしてから、一度退場していたバンドネオンを含めアンコールを1 曲。曲目忘れた…(ゴメンよ)。アンコールの後退場してからも拍手は鳴り止ま ない。またしばらくして、今度は葉加瀬太郎一人で舞台へ。「このコンサート に必要だったスタッフなどに感謝。客席にも感謝。」という謝礼の辞を述べ、 アンコール曲。曲は無伴奏のバイオリン曲(自作)。美しい曲でした。最後は手 を振りながら舞台から去る。

なごりおしくコンサート終了。帰りは駐車場でえらい待たされたので今日のコンサートを反芻。ポップスで考えれば非常に曲数が少ないのだが、十分おなかいっぱい、という感じであった。ホール出てからため息が出るくらい。1曲1曲にかけるエネルギーというものを感じた。それと、以前テレビを見て気になった点、楽器間の音量のバランスだが、まあこれなら十分という具合に調整されていた。ギターの上にピアノをかぶせると(というかピアノはどの音域でもこなせてしまう)ギターのコード感というのが遊離したようになるのだが、そこはギターを別のリズム楽器としてとらえればまあ、悪くない気はする。

MCは他にも色々面白いことを言っていたが、それ抜きで、お世辞抜きで いいコンサートだった。ツアーをやっている中の1つだったが、ミュージシャ ン側から見てもいい演奏が出来たと思っていることを望む。


余談

葉加瀬太郎さんのオフィシャルホームページがあるそうです。場所は ここ です。この文章で興味 を持たれた方(いるかな?)は一度こちらを御覧ください。
(2000/12/19)