Thinkpad530 de Linux


(写真は、我が家の要、Thinkpad530CS。下にあるのはCD-ROM。SCSIで接続してある。)
[Thinkpad530の写真] めにゅー

特徴

ここでは、私の所有する530CS-FC1タイプについて説明する。

Installについて

一般的にThinkpadシリーズは癖が強く、インストールしにくいと言われますが、Thinkpad530CSはその中でも比較的インストールしやすいマシンです。

例えば、他のTP230のようにliloにHDDのジオメトリを入力することもなければ、FDDドライブが使えない等といったこともありません。TP530にインストールする人は自分の幸福に感謝しましょう:-)。


使用環境

さて、先ほどインストールは楽。と書きましたが、環境設定にはこのマシン独 特なことがあります。これは、参考資料の方にくわしく 述べられているのでそちらを参照してください。


Mwaveについて

これは、他の文献にはないようなので詳しく述べておきます。

Thinkpad530にはMwaveというDSPチップが塔載されています。これをSB互換音源やモデムとして使用できるのですが、あくまでDOS、Windows、OS/2で使用することを前提としていて、Linuxではその機能をサポートするためのドライバが書かれていません。

しかし、それではあまりに勿体ない。どうにか機能を使いたいものです。ここでは一歩譲ってSB互換音源としてのみMwaveを使う方法を説明します。

やりかた。

1. まず、DOS等に戻り、機能設定プログラムでMwaveのモデム機能を完全にオフにします。

2. 次にサウンド機能をLinuxで使えるよう、カーネルの再構築をします。

2.1 アドレス、DMAの値は、機能設定プログラムで表示される値を利用してください。

2.2 IRQは機能設定プログラムで表示されるDSPの値を用いてください。

2.3 また、Midiの設定は外しておいた方が無難でしょう。

3. 再構築が出来たら、loadlin.exeとカーネルをDOSパーティションにコピーします。

4. Mwaveの必要最小限のドライバを読みこむようにして、DOSを起動します。(日本語表示などもさせないでください!)

5. そして、loadlinを用いてLinuxを起動させてください。

6. きっとそれで認識されているはずです。cat /dev/sndstat等、として確認してください。


さあこれで、Mwaveを利用できます。また、本体内蔵のマイクを使って録 音もできます。(音質は保証しませんが:) しかし、あくまで、8bitモードでし か使えません。そのためDoomなども(そのままでは)楽むこともできません。もっ と色々やりたいという方は自分でドライバを書くか、出来るのを待ちましょう。


私とThinkPad530

実際どのように私が、使っているか書きならべます。

まず、最初はConturaAEROの代わりに購入しました。AEROの欠点は、コプ ロセッサーが付いていないことと、XがVGAサーバーでしか動かないことです。 それを除けばとても素晴らしいマシンなのですが、買い換ることにしました。

まず、最初はLinuxをインストールし、いわるサブノートとして時々持ち 歩いていました。が、重かったのでそのうち家に鎮座することになりました。

その後、Libretto20を購入したことによってその立場が危ぶまれましたが、 SCSIカード、LANカードを接続することにより、サーバとして現在24時間稼働 中です。



バッテリーメーターの不都合について (1997/05/22)

これまで、ThinkPad530CSではAPMによる、バッテリー残量の値の収得ができませんでした。しかし、最近IBMにより配布されるようになった、BIOS UpdateプログラムでBIOSを更新することにより、バッテリー残量が分るようになりました。


BIOSのUpdateプログラムは ftp://ftp.ibm.co.jp/pub/pccsvc/thinkpad/530s112/530s1120.exe にあります。
また、ハードウェア・サポート・プログラムの最新情報リストは http://www.ibm.co.jp/pccsvc/fixhnews.html にあります。

さて、BIOSのUpdateにより、バッテリー残量が分るようになりましたが、まだ 制限があります。それは、

ということです。しかし、これによりLinuxのみならず、他のOS(OS/2など) での不都合も改善されるそうなので、BIOSのUpdateを是非オススメします。


機能設定プログラムについて

Thinkpad530は本体のみで(OSを使わないで)本体の各種設定をすることがで きません。(TP230あたりは出来たらしいですが) ので、DOS上のプログラムを 使って機能設定をします。

ところで、中古でPC本体を買おうとすると、多くの場合本体内部のOSが削除 されていた上に、各種プログラムが付いていなかったりします。そのため、中 古でTP530を買うと機能設定が出来ないことが往々にしてあるりました。IBMは その機能設定プログラムをftpなどを使って配布していなかったので、簡単に 取り寄せることはできませんでしたし、IBMは個人間での受け渡しを許可して いたので、近くの知り合いが持っているような場合はよかったのですが、その ような人は限られていました。

しかし、現在ではIBMのftpサイトおよび、NiftyServe fibmnoteのライブラ リより機能設定プログラムを入手できます。そのため、中古で530でも買おう かなぁ、という人でも安心です。

機能設定プログラムはここ

このように、機能設定プログラムが入手可能になったのは、Niftyserveの fibmnoteのThinkpad530の会議室で、IBMが機能設定プログラム配布をするよう、 署名活動をし、それまで、個人名義でプログラムを配布してくださった諸氏の おかげです。感謝。


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